SEOと検索結果広告の費用対効果測定として

SEOと検索結果広告との費用対効果を計算する事かできたので、まとめてみました。

(ケースとして)
以下の表の3月まで、弊社ではない他社さんがSEOをしていました。ですので、2月のアクセス数を基本的なアクセス数、つまり、このサイトの潜在的なアクセス数としてみました。

4月以降のアクセス数から、潜在的なアクセスを差し引くことで、弊社の実行したSEOによるアクセス数(純増分としました)が算出されるという仮説です。 続きを読む

コンサルティングSEOの実績

業界:医療業界

実施サービス:コンサルティングSEO

期間:6ヶ月契約(2014年夏:継続中)

状況:サイトを制作した会社さんが、そのままSEOを実施していた。

課題→ミッション:他社でのSEOを実施している状況でしたが、対策前後でのランク向上や検索クエリの向上が確認できなかった。新規顧客の獲得も前年度と比べても同じ、つまり、最適化を実感できなかったので、ランク向上・検索クエリ向上→顧客獲得までを最適化をミッションとした。

 

( 初期段階で想定した要因 )

  • SEO的サイト内部対策が最適ではない。
  • 複数のコンテンツを別のドメインで運用していたので、これらが検索評価の分散なっている。
  • 外部リンクも販売するSEO業者のようでしたので、外部リンクがペイドリンク(購入リンク)的なスパムリンク。

 

( 初期の対象ドメインに関連した状況 )

  • 複数のサイトやコンテンツが、それぞれの独自ドメインや企業の媒体内で複数の企業によって運営されていた。
  • Googleプラスでは、複数のページが存在し、一つは住所もまったく違うエリアなのに関連づけられたドメインは正規のドメイン、といった整合性がとれていなかった。
  • サイト運営費を管理会社に定期的に支払っているのに、ニュース更新やコンテンツの更新などが実行されていなかった。
  • htmlの記述に多くの重大なミスがあった。
  • 画像ファイルのスペルミスや日本語URLと半角英数URLの併用になっていた。
  • URL設計が最適とはいえない。
  • すべてのページのディスクリブション(ページ説明)とキーワードが同じになっていた。
  • 画像のaltやtitleにキーワードの意図的な重複がみられた。(SEOスパム)
  • サイトの表示が重たい(表示が遅い)。
  • webマスターツールの設定がされていない。
  • Googleマップでの表示位置がちがう。

 

( 実行したSEO的アクション )

  1. 不要なドメイン(複数のサイトがあり)の洗い出し→正規ドメインの対象ページへの301リダイレクト。
    (Tips:「検索の評価を引き継いだコンテンツの移転」)
     
  2. サイト内のURL設計の見直し。
    (Tips:「SEO的URL設計について」)
     
  3. 対象ページにcanonicalタグによる正規URL宣言。
    (Tips:「検索からの評価を考えた重複コンテンツの改善(URLの正規化)」)
     
  4. 使用されている画像の見直し→レイヤーが残った状態のPNGデータがつかわれていた。写真もpngだったのでどうしても表示に時間がかかる。(改善数値大:画像軽量化による表示スピードの最適化→以下にアウトプット)
    (Tips:「 近日公開 」)
     
  5. webマスターツールのhtmlの最適化に対応。
    (Tips:「 近日公開 」)
     
  6. imgタグのaltやtitle表記+イメージファイル名の最適化。
    (Tips:「 近日公開 」)
     
  7. html修正、htmlヘッダの軽量化。(一部のjavascriptリンクをフッタに移動ほか)
     
  8. Webマスターツール「PageSpeed Insights」に対応。「ブラウザのキャッシュを活用」「gzip や deflate を使用してリソースを圧縮する」ほかの対策。
    (Tips:「 近日公開 」)
     
  9. YouTubeチャンネルの開設→動画の設置ほか。
  10. Googleプラス開設+統一→コンテンツ正規化ほか写真追加などコンテンツ充実化。
  11. Googleマップでの表示不具合→最適化。

 

( 結果/アウトプット )

  1. 検索ランク結果:対策実行直後から、検索ランクの向上が確認できた。
    (結果グラフ「近日公開」)
  2. 検索クエリ:直後から増加が確認できた。
    (結果グラフ「近日公開」)
  3. 表示スピード計測結果:すぐに効果あり。
    (結果グラフ「近日公開」)施策直後に計測
  4. 集客改善→新規顧客増加:対象営業日比2倍以上(約2.8倍)。
    (結果「近日公開」) 

 

 ( この案件で学習した事まとめ )

  1. 301リダイレクト後も、元ドメインでは検索クエリが発生し続ける。今回のケースではGoogleがアナウンスする期間より長い。
  2. GoogleプラスとGoogleマップのリレーションがうまくいかない様(Google社内要因も?)で、改善に数ヶ月以上を要した。
  3. YouTube、Googleプラス、Googleマップは、検索評価に一時的な(?)影響がある。
  4. Googleマップの検索結果は現時点では懐疑的。
  5. サイトの表示スピードは、3.同様に検索評価に一時的な(?)影響がある。

 

( SEO以外の最適化 )

  • WordPressを使用していたので、セキュリティ対策として「wpディレクトリの独自化」「ログインIDの複雑化」「連続したログインに対するIPアドレスをブロック」「dbのユニークprefixの付与」「管理ディレクトリのアクセス制限」などを実行しました。
  • faviconの制作→設置。(あった方がいいでしょ!)
  • 定期的なニュース更新。(サイト管理など編集にも対応させていただきました)

 

SEOの実績

SEO実績:検索ランク

顧客のSEOコンサルティングとして、DtA Web Marketingの検索ランク向上に関する実績の一部をご紹介させていただきます。他にも、実績がございますが、守秘義務契約の為、ご紹介できる例は限られています。

ロングテールワードの効果を集計してみた。

以下のエクセル画面は、エリア名+サービス、での7月との比較データです。多くのワードで上昇を獲得できたと思ってます。内部対策として強化したのは、構造化の記述をこまめに入れてみました。

 

他社SEO会社さんから引き継ぎ案件

この業者さん、ほぼ何もしていなかったのでは?という上昇具合です。検索数月間3万件ほどのそこそこ難易度高めのキーワード。内部の構造化と同時に外部のメディアにも、投稿したりしてみました。

 

長期(6ヶ月以上)で、徐々にランクアップができた例

こちらは、顧客のご理解もいただき長期的に対応をさせていただいております。計測しているキーワードのほとんどすべてでランク向上する事ができました。

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急激な検索ランク向上の例:これは、エリア名との組み合わせなどの複合ワードならでは実績になりますが、非常に上手くランクアップが実現できた例です。その後も、ほぼほぼランクをキープできていますが、継続してコンテンツをふくめて注力する必用があると捉えています。

対策初期のランク変動

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一定期間後のランク状況

スクリーンショット 2014-05-26 19.52.44スクリーンショット 2014-05-26 20.00.47

こうなってくると、検索結果として表示されて、いかにクリックされるか?この部分の評価も重要になってきます。

この辺りが、Googleの考えるスニペット(検索結果に表示される部分)の重要性についてです。

ページのタイトルと説明(スニペット)は、ページのコンテンツとウェブ上の参照元ページの両方を踏まえて、自動的に作成されます。スニペットとタイトルは、各検索結果を最大限にわかりやすく伝え、ユーザーが入力したクエリとの関連性を説明することを目標としています。
https://support.google.com/webmasters/answer/35624?hl=ja

この部分の調整がなぜ重要かといいますと、検索→検索結果→検索結果の表示文言(スニペット)→サイトにアクセス、といった流れで、サイトにアクセスした際に、検索結果の文言と実際のサイトの表記のマッチングが重要になってくるのです。

この部分の検証は、別途、検索サイトに最適化するフロー(近日中に公開します)の中で、検索エンジンからどの様にサイトが見えているのか?この検証から進められるようにします。

なので、個人的には、諸説あるかと思いますが、こういったランクの遷移
スクリーンショット 2014-05-26 20.00.36

こういた感じに、ランクが上下しながら、徐々に安定していく、というのが良いと捉えています。

さらに理想としては、ランク上下して、結果、さらに上位にキープしていく。

スクリーンショット 2014-05-26 20.37.24

これですが、なかなかそうはいきません。継続的なコンテンツマーケティング対応が最重要です。その為には、サイトの管理される方々との連携が最重要といっても過言ではありません。

SEO実績:アクセス数や検索クエリ

顧客のSEOコンサルティングとして、DtA Web Marketingの実績の一部をご紹介させていただきます。他にも、実績ありますが、守秘義務契約の為、ご紹介できるスタイル(社名や商品がわかる内容では公開ができません)は限られています。

 

Googlebotクロールの改善

 

Googlebotのクロール統計情報
SearchConsoleから見たGoogleBotのクロール改善例です。 クロールされたページ数は、多い方がベストです。つまり、検索サイトがサイト内のコンテンツを有効であると考え取得しているからです。 なので、9月以降、とても検索サイトからのクロールが増加しています。これは評価が高まっているということです。サーバを動作の軽いサーバにして、さらに表示スピード改善策を実施しましたので、下の「ダウンロード時間にもプラスの影響がでています。

9月からSEOコンサルさせていただきました企業さんでの「クロール改善例」です。サイト内でのリンクがスムーズ化できるように、リンクの記述など、アンカーテキストとリンク先ページの整合性、ブログ内でのタグクラウド生成、関連ページへの補強ワード追加、などの実施により、Googlebotのアクセスが改善されました。

やはり、Googleが見やすいサイト創りは必須であり、その成功例です。

 

ページダウンロード時間の改善

SearchConsoleから見たGoogleBotのクロール改善例です。上のクロールされたサイトと同じですので、クロールの増加イコールデータ転送量の増加となりますので、通常ですと、上記のクロールと同じようなグラフになるところを大きく改善できました。

SearchConsoleが計測した「ページのダウンロード時間」の改善例です。ダウンロード時間は短い方が良いのです。つまり、サイトの表示が軽く早く表示される事が重要です。

その為に、サーバサイドでは、圧縮やキャッシュの設定しました。同時に、使用されている画像すべてを最適化しました。意外と多くのケースで写真をpng型式にしているサイトがあります。これは制作会社さんの流儀なのでしょうか?大きな疑問ですが、この辺りを一気に改善施策を実行しましした。他には、cssやjavascriptを改善しました。

 

ページビューの改善

加速度的な評価向上が見られた例:これは、Google analyticsのセッション数とページビューのグラフです。この後もランクは上位安定が実現でましたので、アクセス数、ページビュー共に現状下のグラフのレベルをキープできています。

オレンジ色の矢印の辺りが大きな分岐点となっていますが、タイミングとしては、ほぼパンダアップデート(※1)の日と重なります。つまり、対象サイトが、対象ユーザーにとって有効なコンテンツである、という評価をいただいたと捉えています。

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ただ、ここまで急激な向上は確実に起きるということではありません。これは、オレンジの矢印の前のタイミングまでに、サイトの内部改善を強力に実行した事が影響したと捉えてます。

つまり、検索エンジンの視点で、サイトを見やすく改善した。同時に、外部コンテンツの改善により検索エンジンの評価を正しく引き継ぐ事ができた。これらが正しい評価につながったかと思ってます。

ただ、このまま放置しては、ずるずると評価が落ちていく可能性がありますので、継続したコンテンツマーケティングが重要であると捉えています。

なだらかに検索クエリが上昇した例:検索クエリとは、

[検索クエリ] ページには、サイトの URL が検索結果として表示された Google ウェブ検索のクエリが表示されます。そのサイトで、検索結果(トップ ページ)に最もよく表示されたページに関する情報を表示することもできます。選択した期間の 1 日あたりの平均とその前の期間の 1 日あたりの平均を比較します。デフォルトでは過去 30 日間のデータが表示されますが、グラフの上にあるカレンダー セレクタを使用してレポートのデータの期間を設定できます。
https://support.google.com/webmasters/answer/35252?hl=ja

こちらで解説されていますが、対象ページが検索結果として表示された回数を表しています。我々の想定しないキーワードでの検索結果表示 → クリック → サイトにアクセス、という事が多数発生している事も考えられます。
webmaster0523_01

webmaster0523_02

※1)パンダアップデート:サイト内部やコンテンツの質が評価されるGoogleのアルゴリズムアップデート。

(質の低いサイトと判断される要因)

1)他のサイトからコピーされたコンテンツや原稿が多い
2)広告が主なコンテンツとなっているサイト

実績

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