SEO勉強会資料
( いろいろメールご返信をいただきまして )
- 皆さん、インターネットでの情報発信をお考えで、実際になさっている方や始めようとしている方々のようで、土曜にお送りしましたメールにご返信をいただきましてありがとうございます。すべて回答を返信させていただきたいと思ってます。
- SEOですが、業界別にいろいろと作法やスタイルがちがっていると実感しています。なので、今まで未対応の業界(ほとんどがそうなのです)の場合、私なりに考えての意見ですので、これが100%正解である、というつもりはありません。
- 自分としましても、よい機会ですので、皆さんの業界やスタイルについて考えるよいタイミングであるととらえております。
- ちなみに、この記述は、インサートタグ<ins>で追記しています。
懇親会でお話しさせていただきまして
1)WordPressユーザーがとっても多いこと。
2)WordPress編集時に便利なプラグインについて質問が多かった。
3)自社のサイトを多く方にリーチさせる必要性を皆さんお感じになっている。
この3つです。
1)ですが、皆さんにお伝えしたいのは、「wpは、ハッキングされるケースがとても多い」ということです。理由は簡単です。世界中のCMSシェアで50%を超えているのです。wpのハッキング技術を磨いておけば多くのCMSにアタックできる、ということです。
つまり、しらない内に、DoS攻撃(検索しても難解かもしれません)など、他のサイトやサービスへの攻撃元として自社のサイトが使用されてしまう事が多いのです。明確に、表示が壊れる、最悪のケースは、Googleによって表示アラートになるケースもありました。これは、対策・改善(マルウエアやウィルス除去)して、Googleに申請、先方による調査、表示回復となります。
https://dt-a.net/seo/seo-tips/wordpress-secure-setting/
こちらのページ(文字が多いのですが)に設定や方法などリストにしてみました。
WordPressのセキュリティ対策として
シンプルに実行できて重要なのは、
・パスワードを難解にする(必須)パスワード運用スタイルについて(5〜9)
・ログインIDをadmin以外にする(必須)
・お使いのPCには最低限セキュリティソフトをいれ定期的にスキャニングを実行する。
以上です。即チェックされて対応される事を強くオススメします。
もし、ハッキングされて、
マルウエアやウィルスが設定されてしまった場合、
対処には以下の方法しかありません。
- サーバ(dbを含む)データすべて削除して(感染したデータも残しておいてください、専門家による修復ができる可能性はあります)wp本体、theme、plugin全てを新規にインストール → 再設定する。つまり、今までの投稿・固定ページデータは全て使用できません。サイト非表示の期間は短くすみますが、コンテンツを再構築するのは、少々(かなり?)時間がかかります。
- 専門家に発注して対処する。昨年の見積の感じでは最低でも30万円かかります。また,対処している間、一定期間サイトが表示できません。
サーバ会社の方で一方的に動作を停止されるケースがあります。(このケースは多いです。メールで連絡がきます。気がつかず未対処ですとサイトは非表示のままになります)
ですので、wpの感染関しましては本当にご注意ください。弊社顧客が昨年後半に連続激しいしてWordPressハッキング被害にあいました。そのノウハウを活かしたサービスをしております。(営業はしないとお伝えしましたが、、すみません!ここ数年毎年ハッキングはされています。多くのケースで検索でのランク向上やアクセスが増大してくると発生します。)
https://dt-a.net/service/web-master/
サーバの使用料ではなく、管理運営費にサーバ料が含まれているというサービスです。
2)のプラグインですが、TinyMCE Advancedかと思います。pタグや改行タグによる崩れを防ぐには必須です。インストールするだけではダメでして、設定→TinyMCE Advanced→高度なオプションのにチェックをいれてください。これで解決できます。
もう一つは、全てのページにメタタグのタイトルやディスクリプションを実現する「All in One SEO Pack」です。もしくは「Yoast SEO」です。後者の方は、パンくずリストにも対応していますし、何かとSEO情報に関する発信が多く、SEOに関するネットでの講座なども実施しています。
3)自社のサイトを多く方にリーチさせる、ですが、やはり、何ができるのか、自分達はどんなチームなのか、これを発信していく事が重要かと考えています。こうなると、サイトの更新はSEOに影響しますか?という質問にも答えは自然と導かれてきます。
あとは、どうしても検索サイトからの評価は重要です。検索サイトで「上位に表示される」イコール「サイトへの集客向上」この流れは今も続いています。
意外と気がつかずにGoogleのガイドラインに抵触してしまって評価を下げているポイントをお伝えします。.
- 「重複コンテンツ」の問題です。
弊社のページ
https://dt-a.net/seo/seo-tips/overlapping/
こちらをご覧いただくとおわかりかと思いますが、http://www.example.com/
http://example.com/
http://www.example.com/index.html
http://www.example.com
http://example.com
上記5つが同じページを表示するケース、多いのです。一度、自社のサイトをご確認されるとよいと思います。これは「重複コンテンツ」となります。 - 二つ目は「URL設計」です。
弊社のページの
https://dt-a.net/seo/seo-tips/seo-url/
こちらも、意外と気がついていない方が多いのです。http://example.com/
http://example.com/menuA/
http://example.com/menuB/
http://example.com/menuA_syousai/
http://example.com/menuB_syousai/
http://example.com/menuA_price/
http://example.com/menuB_price/
となっていませんか?実は、こういったサイト構成(URL構成)のケースは、とても多いです。サイト構造化はできていません。http://example.com/menuA/menuA_syousai/menuA_price/
もしくは、
http://example.com/menuA/A_syousai/
http://example.com/menuA/menuA_price/
もしくは、
http://example.com/memu/menuA/A_syousai/
http://example.com/menu/menuA/menuA_price/
こういったURL構成にすべきです。 - あとは、自社のすべてのページソースをご覧いただいてメタタグやタイトルタグに、自社の集客したいキーワードを不自然なくらい多く出現させてはいませんか?自社の考えるワードを、顧客目線のキーワードに考え直す必要があるケースが多いです。
上記以外にも、いろいろと検索サイトからの評価を獲得する対策はあります。Wordpressのセキュリティ部分でも大丈夫です。遠慮なくご相談ください。ただしメールにてお願いいたします。電話でのご相談は受けておりません。事前にお時間お約束の上、skypeなどでの打ち合わせ大丈夫です。
ブログの構造化についての回答
ブログ投稿を構造化したい、といった相談もいただきましたが、ブログ投稿は、タイムライン(時系列)でURLを構成しているのをご確認いただければ、これを構造化するのはタイムライン以外では成立しにくいようにも思います。それを補完する為に、カテゴリやタグといったカテゴライズやタグ付けができるようになっているのです。(もし、まだご不明な様でしたら、説明可能ですので,ご相談いただければと思います)
http://blog.com/2017/02/17/
http://blog.com/2017/02/18/
http://blog.com/2017/02/19/
といったブログ投稿があって、ここに、exampleAとexampleBというカテゴリで構造化をしたいと考え場合、URLは、
http://blog.com/category/exampleA/
http://blog.com/category/exampleB/
上記URL以下に、投稿したコンテンツを配置する事になりますので、やはり、管理システムにあるカテゴリを活用されるのがよいかと思まず。タグに関しても同じです。
もし、ブログで構造化をしたい場合、固定ページでのページを追加される事をオススメします。(この機能があるのでしょうか?WPにはあります)
http://blog.com/exampleA/001page/
http://blog.com/exampleA/002page/
といったexampleAというカテゴリ(メニュー)の001pageといった構造にするのがよいでしょう。理由は、今回の勉強会のタイトルとおりSEO的、つまり検索サイトからの評価を得る方法で有効なスタイルを提示しています。
exampleAというキーワードで評価を得たいと考えた場合、examoleAというディレクトリは、まさにその内容のコンテンツである、という事です。例として、exampleAを東横線としてた場合、
http://blog.com/東横線/マンション/ヘット可/
といった様なURLで構造化する事で、上記URLは、東横線沿線にあるペット可のマンションのコンテンツであると認識されやすいからです。これが、
http://blog.com/2017/02/17/
これでは、2017年2月17日の投稿記事といった認識になる可能性の方が高い、という事です。
( 追伸 )
PV(ページビュー)とかが不明といったご質問をいただきましたね。このページ、アクセスやセッションについても記載されていますので参考にしてください。※勉強会でお話ししましたblockquote(引用タグ)で書いてみました。
アクセスしたページの総数。ユニークユーザーやセッションと異なり、サイトへのセッションが続いている間でも、同一サイト内の下位ページへのアクセスをその都度合算し、カウントが増大する。さらに、同じページを何度もリロードすることでもカウントが増大し、外部から数値を操作・調整可能なことから、正確なアクセス数を判断するには他のアクセス数値情報と複合して判断する必要があるとされる
wiki「閲覧」についてより抜粋
まとめとして
2017年2月に改訂された「Googleウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」
Google がページを検出できるよう手助けする
Google がページを理解できるよう手助けする
訪問者がページを利用しやすいよう手助けする
にあります。この3つは、すべて先日お話ししましたサイトやコンテンツの「構造化」なのです。つまり、Googleは、ユーザーに「読みやすく」「わかりやすく」「使いやすい(?)」コンテンツにしてくださいね!という事なのです。