こちらの記事"BuzzFeedNEWS"からです。
「リンクスパム」による悪質SEO
「リンクスパム」による悪質SEOより抜粋
この医療法人Aは「NK療法」という「免疫細胞療法」を大きく紹介している。この療法は科学的根拠に乏しく、効果が証明されていないにもかかわらず、高額で提供されており、そもそも批判が強い。
ただ、今回の改正医療法をめぐって「抜け道」疑惑が指摘されたのは「悪質なSEO」。医療法人Aのウェブサイトは、「リンクスパム」という不正なSEO手法を使って、検索結果が上位に表示されるようにしていた。
中古ウェブサイトを買いつけ、順位を上げたいサイトのリンクを貼る手法で、Googleのガイドライン違反に当たる。
この記事にある「悪質なSEO」ですが、これは私どもがリプレース(他業者から弊社に変更)した医療機関さんでも、前の業者は怪しい外部リンクページを量産していました。ウチが引き継いで、まず怪しい外部リンクの排除とサイトの裏側と呼んでますが、htmlやphpのソース部分でページ内の階層化やメタタグの整合性を強化する事で比較的短期間でランクアップをみることができた。
となると、上記記事の「悪質なSEO」は、ランク改善に繋がらないようにも感じます。特にウチがリプレースして対応したのは、数年以上前、今は2018年、なので、怪しい外部リンクはマイナス評価を得る事はあってもプラスな評価は獲得しにくいのでは?といったところが、私の見解。
上記引用は、バズフィードさんの記事で、しかも朽木誠一郎さんという医療とSEOに関する記事を書かれる方なので、なにを問題としているのか?つまり、タイトルからはSEOスタイルの問題なのに、ガイドライン違反、ということは、Googleからのペナルティが想定される、つまり、ランク向上には繋がらない、ので、、、問題ナシのようにも感じました。
上記ページの「ページビューの改善」が、その当時の改善具合で、外部リンク他、上記のような対策でここまで改善したので、怪しい外部リンクで評価を獲得するというのは、困難な時代になっていると考えます。
「リンクスパム」による悪質SEOより抜粋
「今回のSEO対策につきましては、全て業者に依頼し行ったものですが、認知不足で把握しておりませんでした。意図があってやったわけではございません」
つまり、Aは検索結果の上位表示を業者に依頼した。しかし、どのような手法でそれを実現するかについては把握していなかった、という。
「情報提供及びご指摘をいただきまして、6月1日時点で対象とされるリンクは全て解除しており、また今回利用した業者への依頼も解除致しました」
「今後は、同様の過ちが無きよう注意し適切に行うよう努める所存です」
上記にある「過ち」、Googleのガイドラインに違反する、イコール、「過ち」なのでしょうか?この点が気になりました。記事全体が、治療のグレー感とGoogleのガイドライン違反、この二つで、対象のサイトが、黒に近いグレー感になってしまっていようで気の毒です。
「リンクスパム」による悪質SEOより抜粋
「また、専門家は悪質な広告に加担しないことで、ネットの自浄作用を働かせてほしいと私は思います」
確かに「ネットの自浄作用」は気になります。同時に、医療業界とかでSEO業者といえはグレーな怪しい業者、といった見方が一部にはあるので、この辺りの自浄も強くすすめたい!
気になるのは、このライターの方、SEOが「悪質な広告に加担・・」となっています。SEOは広告ではないので、レイヤーというかイシューがずれていく方のようですね。